コンコンチキチン♪の季節ですね。
コンコンチキチン コンチキチン♪
この時期になると、近くのスーパーや百貨店で祇園囃子が
流れて、「京都の夏がやって来たんだ。」と実感します。

京都の祇園祭や大阪の天神祭にも欠かせないもの・・
それはハモ!(鱧)

ハモは寒水を嫌うらしく、主に関西より西で食べられてきたそうで、
私は、関西に住むようになってから知りました。
今日のコースはハモ三昧ですが、これは何だと思いますか?
ハモの浮き袋。
右側は、お店のご主人が持ってきて見せてくれたものです。

ハモ寿司ですね。
きれいに骨切りされているのがわかります。
関西では、ハモの骨切りができなくては、一人前の料理人とは
言えないのだそうで・・
なんでも、一寸に24回包丁を入れるのだそうですから(33回という説も)
まさに職人芸です!
しかも、皮一枚分残して切っていかないと、ちぎれてしまいます。

ハモ鍋は、豆腐・みずな・レタスの細切りに、淡路産玉ねぎが入ります。
ハモあらと、昆布の出汁に玉ねぎの甘みが、特別の美味しさです。
家庭ではなかなかいただけないお味ですねぇ。
お鍋に入ったハモは、丸まって骨切りした部分が、花が咲くように開いて・・

行ったのは、奈良市学園前の「あらき」。
酢の物から、ゼリー寄せ・椀物・天ぷら・雑炊まで、
11種類のハモ料理を作っていただいた「あらき」のご主人。
冷たいビールはもちろん、冷酒と共に大人の夏の味を
楽しむのも、たまには良いですね。
(by 花田)
2014-07-13- 12:21 | 日々のこと | comment (14) | trackback (0) | top